常に存在している

理想的な死に方―「あの世」の科学が死・生・魂の概念を変えた!

私たちは生きているこの瞬間でも「あの世」に存在している…ヘミシンクで色々体験したので、その通りという実感があります。

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 ・・・死んだらすべてがなくなるかというと、そんなことはありません。「あの世」的視点では、死のうが生きようが、そんなこととは関係なく、時間とは関係なく、我々は存在しているはずです。
 まさに、「不生不滅」「不増不減」なんですね。常に存在している。そして「空」として存在しているのです。
 ですから、「あの世」というのは、死んでみて初めて、「よっこらしょっ」と移動するところじゃないんですね。我々は、生きているこの瞬間でも「あの世」に存在している。
 むしろ、我々の存在全体を考えると、「肉体」を着てチョロチョロ動いている部分が自分のすべてだと思っている。「あの世」に存在する、もっと大きな自分の存在を知らないんですね。
 これは、どちらかというと当たり前です。「あの世」というのは、「集合的無意識」であり、自分では知覚ができないのが、正常なのですから。自分が知らない自分自身なんですね。