このこと、いつも意識しつつ、ここにいたいなと思います。
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この世は幻影の世界であり、見えるものは泡のようなもので、見えないものこそ真実です。死は本質にかえることです。私たちは死後の世界に何を持ち帰ることができるというのでしょうか。
命は「身・口・意」を通して表現されますが、死して肉体が滅んでもこの命ははたらき続け、一時たりとも休むことはありません。肉体が腐敗し灰になることは元にかえることです。命には建設するというはたらきと共に元にかえるというはたらきもあります。
生かしている自分(命)も生かされている自分(肉体)も一体です。人は生まれ(創造)、人生を歩み(保存)、そして本質にかえる(破壊)のです。不可視のものに戻るのです。インドでは、創造、保存、破壊というはたらきにそれぞれブラフマン、ビシュヌ、シバという神をあてています。
波も同じです。遠くかなたでうねりがはじまり、岸辺近くまで押し寄せ、やがてくだけ散って元にかえるのです。
水が氷になっても水が死んだとは言いませんし、気体になってもそうは言いません。宇宙で失われるものは何一つとしてなく、ただ変化しているだけです。
ところでちょっとパソコンから離れるので、一週間ほどブログをお休みします。
いつも見てくださってありがとうございます(*^_^*)