ネガティブな感情(こころ)の魔法

「ネガティブな感情」の魔法: 「悩み」や「不安」を希望に変える10の方法 (単行本)

TEDつながりで・・・TEDでのプレゼンテーションがすごい評判になっていたブレネー・ブラウンさんの本を読みました。
「ネガティブな感情(こころ)の魔法」というタイトルです。
英語の原題は The Gifts of Imperfection(欠点の持つギフト)で、自分の欠点が才能や贈り物になると。
帯には、「ダメな自分」を受け入れるだけで、人生が劇的に変わる!という訳者の本田健さんの言葉がありました。

確かにそうだな〜と思います。
ダメと思ってしまっていた部分を、私らしいな、と笑えるようになってから、どれだけ気持ちが楽になったでしょう・・・?
そう思えるようになってからも、何か役に立たなければと自分にプレッシャーをかける癖が残っていましたが(苦笑)3年前くらいにようやくそれも解放できたような・・・ただそこにいるだけでいい、と思えるようになったのは私にしてはすごいことです(自画自賛 笑)
といっても自分の力でそう思えたのではなく、何よりガイドさんのサポートのおかげさまなのですが。

また参考になったところを書きとめておきたいと思います。

P20
 研究のために、私が取材をした膨大なデータの中には、自分の弱点などおかまいなく、イキイキと充実した人生を送っている人たちがいました。
 彼らは、自分自身を信じること、ありのままの自分について、愛や信頼関係の大切さなど、さまざまなことを教えてくれたのです。
・・・
 それまでは、心から豊かな人生を歩んでいる人は私とそっくりで、私と同じような生き方をしていると思いこんでいました。
 犠牲もいとわず一生懸命に働き、ルールに従い、何事もきちんとやり遂げ、常に自分自身を理解するよう努力し、教科書通りに子どもを育て……ずっと自分が「正しい生き方をしている」と心から信じていたのです。
 しかし、そうではなかった。
 自分らしく生きるには、それよりはるかに大切なことがありました―それは、明るいところも暗いところも含めて、自分自身をありのままに愛することだったのです。
 「本当の自分を生きる」ためには、もっと知識を深め、自分がまだもっていない能力を追求するだけでなく、「自分のもろく壊れやすい部分を受け入れること」が不可欠なのです。