自信について

イチロー選手のファインプレー、すごかったですね♪
感動しました〜(*^_^*)

ところでイチロー選手にはなさそうなことですが(^_^;)
すごくこうしたい、と思っていてもなかなか行動に移せないこと、誰でもあると思います。
理由はその時によって色々ですが、よくあるのが「自信がない」ということ。
カウンセリング場面でも「どうしたら自信がもてますか?」と何度聞かれたことでしょう。
今回こんなことに気づきました。

自信を持つのに、方法や理由が必要?
○○だから自信がある。
○○だから自信がない。
と、セミナー前の私の頭はそういう文脈で考えてました。

実は自信を持つのに理由はいらないんじゃないかな?それは本来もともとあるものだから。
セミナー中、いろんな話を聞きながら思ったんです。
ふと浮かんだのが、赤ちゃんが立っちするイメージ。
はじめはうまくいかなくて、ストンと尻もちついちゃったり、机につかまったりしながら、ある日立てる。
自信ないから・・・としり込みしてる赤ちゃんは見たことありません(笑)
もともとみんな、初めてのことにチャレンジする力は持ってたんだよなー・・・と思いました。

じゃあなんでなくなっちゃうのかな?
それはやっぱり自信をなくすような経験をしたから。
でも赤ちゃんは、何度も失敗するのに自信なくさないなぁ、なんでだろ?と思って、頭で考えないからか!と気づいたんです。
理屈で考えなければ、なんどでもチャレンジできるのかも。
頭で考えると、できそうもない理由はいくらでも思いつきます。
考えないでとにかくやってみれば、できちゃうこともいっぱいあるのでは?
そういえばビギナーズラックがなぜ起こるかといえば、それが難しいということを知らないから。
うまくいかないんじゃないか?という思考の制限がかからなければ、うまくいっちゃうことはいっぱいある。

ということは、自信をつけようという方向よりも、やっぱり思考の制限をどうやって外すかだけがんばればいいのでは、と思いました。

こう書いてみると当たり前のことのようにも思えますが、腑に落ちてなかったです(^_^;)

そして思考の制限をどうやって外すかですが・・・
思考は感情や過去の記憶から生まれます。
不安な時、以前のうまくいかなかったことを思い出している時、いい考えは浮かびません。
ルンルンな時、うれしかったことを思い出している時は、なんでもできそうな気がしたりします。
人が何かする時、その結果には80%、心理状態が影響しているそうです。
あとの20%はやり方や計画など。

ということは、感情や意識していることをコントロールすれば、かなりできる可能性が上がります。
とはいえ、それを変えるのが結構難しいんだよねぇ、だからこんなにたくさん心理療法の流派があるんだし、という考えが浮かんできましたが、それを変える簡単な方法を知りました。
いえ実は、前から知っていて、クライアントさんにも何度もお伝えしてきましたが、今回さらに深く納得しました。

その方法は、1つには姿勢を変える、体の状態を変えること。
昨日書いたことと重複しますが、
どんなに楽天的な人でも、体を縮ませて、うつむいて、眉間にシワを寄せた状態を作ると、気分が沈んでいきます。
逆に腕を高く上げて、胸を開いて、上を向いた状態を作ると、あれ?あんまり不安じゃないかも?
上を向いて飛び跳ねながら、悲しい気持ちになるのは難しい(笑)

そういえばベストセラーになった「キッパリ!」という本は、そのことを言っていたのでした。
キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 (幻冬舎文庫)
読んですごく納得したつもりだったのに、頭レベルで理解が止まっていたのか、忘れていたのか?

あともう1つは、どこにフォーカスするか。フォーカスしたものを人は感じる、ということで・・・
1 持っているもの 持っていないもの
2 コントロール可能なこと コントロール不可能なこと
3 過去 現在 未来
この中で、持っていないもの+コントロール不可能なこと+過去or未来のセットにフォーカスしていると、気分は沈みます(^_^;)
持っているもの+コントロール可能なこと+現在、にフォーカスしていれば、気分は上がります(^^)
誰でもこの全て、どこにでもフォーカス可能です。どこに焦点を当てるかは、自分の自由です。
ちなみに、自分に何が与えられるだろう?という点にフォーカスしていると、どんどん豊かになれるそうです。

体、感情、思考の連鎖が、すっきり整理されて腑に落ちました(^^)