人はなぜ変わりたいか?

ところで今回参加するまで、自己啓発セミナーと聞くと、それって大丈夫?と怪訝な顔をしてしまう方でした。
どの分野でもそうかもしれませんが、その技術をどう使うか、どう伝えるか、が大切なのですね。

世界No.1カリスマ・コーチ アンソニー・ロビンズの「成功法則」   人生に奇跡を起こす12のステップ

セミナーは、人はなぜ変わりたいか、というお話から始まりました。

人はどうして変わりたいか?
それは今とは違う感情を感じたいから。
そしてその感情は自分で(といっても意識できるのは一部ですが)作り出している。
何にどう反応するか、自分で決めている。
感情は動きで生み出される。体から感情が生まれる。(他にも要素はありますが、結構な割合で体の影響を受けているということです)
姿勢、動き方を変えるだけで劇的に変わる。
一人一人、人はみんな違うのに、鬱々としていると前かがみ、明るい気分だと胸が開いている。
自信がある姿勢、自信がない姿勢、も世界中みんな似ている。

・・・ということで、それを実感するためのワークをしました。
1 会いたい人に会えた、という気持ちで隣の人にあいさつする
2 できれば避けたいけど、会わない訳にはいかないから、という気持ちで隣の人にあいさつする

見事に、姿勢、動き、表情、声の大きさが全然違いました。
ほんとにみんな同じだ!とびっくり。
当たり前?でも年齢も性別も職業も性格も違うのに、ここまでみんな同じとは。
感情と体の密接なつながりを実感しました。
たしかにこれなら、逆方向で、姿勢や動きや表情、声を変えることで、連動して感情も変わるはず、と納得。

このことはこれまでも知ってたはずですが、ここまでとは思ってなかったのと、
寝たきりだって前向きな人もいるし、とか例外を色々思い浮かべてしまってました(^_^;)
一般的にはこの原則は大事だなとしみじみ。

ところがなかなか困るのが、ちょっと変えてもすぐ戻りやすいこと。
それについては、こんなことを聞きました。

人には感情のホームがあり、そこに戻りやすい。
いつも不安がってる人。
いつも怒ってる人。
いつもニコニコしてる人。
どこに自分の感情のホームを置くかが大切。そしてそれは今すぐ変えられる。
動き、体の状態を変えれば変わる。

こうすれば変えられるんだ、と教えられ、自分では変わりたいつもりでも、長年慣れ親しんだホームから離れるのにはなかなか勇気が必要だったりします。
その勇気については、こんな風に聞きました。

怖いから勇気が出る。
そもそも怖くなければ勇気もない。
筋トレのように自分の怖れを乗り越えるたびに、心理的な壁が崩れ、変化できる。
そのように変化し続けることができれば、幸せを感じられる。

たしかに新しい自分に出会うと、私変わったなーと思えると、うれしいものです(^^)

今の自分は充分恵まれてる、ありがたい、と感じることも大切にしつつ、もっとよくなれるかも?という可能性にも心を開いていたいです。