ヘミシンクによるマインドフルネス瞑想

ヘミシンクによるマインドフルネス瞑想 -高次意識とともに物語をつくりあげる「共創瞑想」のススメ

トレーナー仲間のひでさんの新刊「ヘミシンクによるマインドフルネス瞑想」、明日発売です♪
が、一足お先に読ませていただきました(^^)
いろんな瞑想のルーツや特徴について、わかりやすく整理されてます。
ヘミシンクのエクササイズのコツも、いつものように丁寧に書かれていて、この本を読んでヘミシンクに興味を持ってくれる人が増えるといいな〜と思います。
ほんと、使わなきゃもったいない、便利なツールなので。
この本はぜひ買って読んでくださいということで(笑)ちょっとだけご紹介です。
ここは「自分の勝手な想像なので…」とヘミシンクの体験に自信が持てない方に知っていただきたいなと思ったところです。

P134
 ヘミシンクを使った誘導瞑想では、「知覚するために想像する」と言われています。それは、「1.潜在意識に届いた情報、あるいは2.潜在意識に存在している情報を、顕在意識で知覚できるように、想像力を使う」ということです。
 「1.潜在意識に届いた情報」というのは、直感やインスピレーションなどの「純粋な情報」です。瞑想を経験していると、直感力が鋭くなってくると言われています。
 直感やインスピレーションは、スピリチュアルにいうと、ガイドなど、向こうの世界からのメッセージです。それは言葉によらない非言語の純粋な情報(「エネルギー状態」ともいう)としてやってきます。なので、そのままの状態では、顕在意識レベルでは理解しにくいのです。そこで、働くのが想像力、イマジネーションです。
 私たちが、「ああかな?こうかな?」と思い描いたり、「こうかもしれない」「こうなったらどうなるだろう……」などと思いを巡らしたり、ふと何かを思いついたりするのは、インスピレーションとしてもたらされた純粋な情報を、顕在意識で認識できるような形に再現しようとしている、イマジネーションの働きなのです。
 「2.潜在意識に存在している情報」というのは、過去の記憶です。瞑想状態になると、潜在意識の奥底に眠っている記憶や感情が、顕在意識に表れてくることがあります。それらは、曖昧で抽象的なものが多いです。曖昧なんだけれども、何かの意味がある……そのような「象徴的な情報」も、イマジネーションによって把握できるようになるのです。
 ・・・
 つまり、イマジネーションとは、「潜在意識レベルに届いた情報、あるいは、潜在意識に存在している情報や記憶を、再現・再統合することによって、顕在意識で知覚できるような形に創り直す能力である」ということができます。
 誘導瞑想中の変性意識状態で想像したことの中には、向こうからの情報やサイン、インスピレーションが含まれています。それは、必ず!と言っていいと思います。「自分の勝手な想像」ということはありえないのです。