トレーナー仲間の達蔵さんの新刊「誰でもなれる アイデアの天才」を読みました。
結構意識していないと、思考がかたくなってしまうことがあるので、このことは大事だな〜と思いました。
P51
アイデアを生み出すということは、変化を起こすことでもあります。変化を起こすためには、目の前の現実や課題がどうにも変えられないものではない、という認識を持つ必要があります。それが「あそびごころ」なのです。
「遊び」とは、固定とか静止の反対の概念です。「ハンドルの遊び」というように、ゆるみや隙間のことを指します。
まさに現実が隙間なくかっちりと組み立てられた石垣やピラミッドのような実体ではなく、隙間が空いて、流動的で形を変える流動体であると感じるとき、流動を許すのがまさに隙間たる「遊び」なのです。
人生が遊びであり、仕事が遊びであると感じることができれば、その遊びからあらゆるものやことが生じてきたとしてもおかしくありません。
宇宙の始まりは巨大なエネルギーの爆発だったというビッグバン仮説と呼ばれる考え方があります。
もしも、宇宙がまったく揺らぎもしない実体であり、いかなる変化もしない永遠不変の実体であったとしたら、ビッグバンも起こらなかったでしょう。ビッグバンとは一番はじめの変化のことです。永遠不変の実体は変化することができないのです。
変化が生まれる余地。それが「遊び」です。
私たちが「遊び」を意識するとき、変化を起こしやすくなります。思考は柔軟性を持ち始め、新たな組み合わせが生じ、アイデアを生み出すことができるのです。
ところでちょっとパソコンから離れるので、週末ブログをお休みします。
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