嫌いな人はゲームのキャラ?

誰とも争わない生き方  人生にも魂にも善悪はない

とてもわかりやすいな〜と思って読んだところです。

P43
 ・・・職場で上司とそりが合わずに悩んでいる方からの相談も多数受けます。口が悪く、態度もひどい上司のせいで、過度のストレスを受けているというわけです。できればその上司自身に変わってほしい、・・・というのですが、それも難しい注文です。・・・
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 実はその上司の方、スピ的に言えば、そういう役目なのです。つまりあなたにとって嫌なキャラを演じる方として登場しているのです。・・・
 ゲームをされる方はご存じだと思いますが、ゲームの世界で大ヒットするようなコンテンツには主人公である自分のアバターを邪魔するキャラクターが登場します。・・・
 この構図は神話の時代から続く「物語の法則」です。自分が主人公の物語という舞台には、仲間、恋人、師匠などの他に、ライバル(敵)が存在します。はじめから敵なんて存在しない、平和な世界があればそれでいいじゃないかと思われるかもしれませんが、敵と戦い、疲労困憊してはじめて、あなたが「戦うとは、悩むとはどういうことか」「仲間とは何か、裏切りとは何か」といった感情を学ぶことも事実です。そういう経験を通してはじめて、争わないことの重要性が理解できたりします。
 この上司のように、嫌なキャラを演じてくれるのは「魂の信頼関係」が深くないとできません。学園祭で演劇をやるときに皆が主役をやったらお芝居が成り立ちません。目立たない脇役をやる人もいれば、悪役を引き受ける人もいてはじめて、舞台上で物語が動き出すわけですが、なかでも悪役はできれば誰も受けたくありません。
 嫌なやつ、嫌な役というのは「脚本上、人生のここで会うから、俺はお前のやることに反対する」「わかった、じゃあ俺のこの部分を邪魔してくれ、嫉妬という感情を味わってみたいんだ」という感じで、あっちの世界にいたときにしっかりと約束しているわけです。
 この世にやってくる前に退屈なシナリオを立てる人はいません。笑いあり涙あり、恋あり憎しみありといった魅力的な脚本を準備してきます。しかしルール上、この世に生まれ落ちるときにそれを忘れます(お腹にいるときには結構、覚えているそうです)。
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 いいも悪いもありません。すべては宇宙の計画です。それも自分なのだと承認すればいいのです。人を恨みたい、人を傷つけたいという感情でさえも自分の大切な一部なのだと。・・・その瞬間、分離されていた宇宙エネルギーが再びあなたに統合されます。

 この辺りを読んで、たしかに、私が一番解放された瞬間はいつか?と思い返すと、自分の中でそれまで許すことができなかったブラックな感情を、なんだ、すごくひどいけど、そんな自分だっていいじゃないか、と心底思えた時でした(^_^;)

 あっちの世界で決めてきた脚本、ルール上忘れてしまっていますが、思い出すことはできます。
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