オーストラリアのデヴィッド・ベルさんの家、こちらのブログに写真つきで紹介されていました↓
http://martin310.exblog.jp/19527351/
P150
自分で小さな家を建てて、もちろんキャッシュで何もかも払い終え、その聖域に好きなものを詰め込んで、あとはまぁ、日々お腹一杯食べていけさえすればそれでいい。そんな単純で、魅惑的で、しかも誰でも実行可能なアイデアを、天啓のように閃いてしまった人をもう一人、紹介しよう。
大都市メルボルン(オーストラリア)で部屋を借りて住んでいたデヴィッド・ベルは、メルボルンから200kmほどの場所に、約2000平米の日当たりの良い土地を安く買って、都市と地方の二重生活を始めた。仕事に疲れ、働いたそばから給料が家賃に消えていくことに疑問を感じての決断だった。
週末に現地に赴いて、セルフビルドで家を建て、少しずつ生活環境を整え、時期をみて完全移住した。
都市部には仕事があるが、土地が安く買えるような地域には仕事がないことも多い。しかしベルは、至って楽観的だ。
なにしろ、家賃やローンはもう一生かからないし、野菜をたくさん作ってるから、食費だってかからない。つまり、生活費なんてほとんど要らないんだ。
むしろベルは、移住してから、負債や失業の恐れから自由になることのほうが、精神衛生上どれだけ重要であるかを知ったという。