ゆるキャラのすすめ。

ゆるキャラのすすめ。

本屋さんをプラプラしていたら、スポーツ関係の本棚を通り過ぎようとした時「ゆるキャラ」の文字が目に入りました。
スポーツでゆるキャラ
と、?と思って立ち止まると、元プロ野球選手の石井一久さんの本でした。
読んでみたら、こんな考え方の人だったんだ〜と興味深く、また共感する所も多かったです。
この本の意図はこのように書いてありました。

P3
 僕は見た目も、考え方もゆるい。たとえば、イチロー選手は同学年だけど、彼とは人間としての緊張感(オーラとも言う)もまるで違う。ストイックに野球を突き詰めるイチローは素晴らしい。でも同時に、イチローイチローでいることは精神的に大変だろうなとも、正直思う。誰もがイチローになれるわけではないと思うし。
 一方、イシイカズヒサは、かなりラク。港区をジャージでフラフラ歩いていても、変に騒がれることはないし、「あー、石井っぽい」と思われておしまいだ。でも、野球に話を戻せば、22年間プロシーズンを過ごせたし、182勝というそれなりの数字も残せた。
 僕の容姿や考え方をいまっぽい一言で表すと「ゆるキャラ」。組織や社会において「ゆるキャラ」であれば、楽しく、ストレスなく、生きられるよ!ということを提示してみたい。
 ・・・
 何事もバランス。人間が本来持っている「サボりたい」「休みたい」という気持ちを無理に抑えつけることはないのだと思う。その代わり、勝負どころできちんと結果を出せばいいし、最低限やることをちゃんとやればいい。その考え方を僕は伝えたい。

 この本を読んで、自分の性質や持ち味をよくわかっていて、どうしたら自分を最大限に生かしつつ周囲に貢献できるか、ということがわかると、肩に力も入らないので「ゆるキャラ」でいられるのかな?と思いました。
 くまモンくまモンらしく、ふなっしーふなっしーらしく、ですね(*^_^*)