同じガイドさんの話

覚醒への旅路―人はどこから来てどこへ向かうのか

こちらも、昨日引用したネイティブ・アメリカンのガイドさん(坂本さんの過去世だそうです)のお話です。
自然と共に生きる、自分も自然の一部なんだと実感して生きたいな〜という気持ちが高まりました。

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 枯草の草原が見え、バッファローが何頭も走っていくのが見える。
 酋長が話し出した。
「・・・最近では銃を買う者まで出てきた。嘆かわしいことだ。
 我々はそういうものは使わない。必要なだけの数を獲っていればいいのだ。頭を使いバッファローの習性を使って猟をすればいいのだ。そういう伝統的な生き方をしていけばいい。我々もバッファローもトウモロコシも木々もみな大地なのだ。大地が姿を変えて生まれただけだ。大地が人として生まれ、育ち、子供をもうける。そして衰え、死んで、また大地に戻るのじゃ。すべては循環する。何も怖がることも心配することもない。我々はみな大地の一部。大地そのものなのじゃ。
・・・
 我々はみな大地の一部として大地に任せて生きている。自然の規則を守って生きている限り、何の心配もいらない。我々が自然の規則から外れたことを行うと、自然は干ばつなどで知らせてくる。そのときは、行いを正せば、ちゃんと自然も答えてくれるのじゃ。
 ・・・」