このあたりも大事ですね

神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-

もう少し、ご紹介です(^^)

このあたりも結構大事だと・・・

P272
神さま ・・・人は簡単に手に入ると思うものは、簡単に手放すんじゃよ。・・・お前は「手に入れたこの空気、二度と吐き出すもんか!」なんて言って、窒息死したことあるか?ないじゃろう?・・・「また手に入る」と信じているから、思考が現実化し、実際に次の空気がすぐに入ってくる。
 これは原理なんじゃよ。簡単に手に入ると信じているものは、簡単に手放す。それなら、これを逆にすればいいんじゃないか?

みつろう 簡単に手放せば、簡単に手に入るということ?

神さま そうじゃ!先に与えれば、絶対に入ってくる。


P347
神さま 人は、他人を傷つけることなんてできんぞ。

みつろう できるっつーの!事実、ここに傷ついたピュアなおっさんが瀕死の状態で倒れています。

神さま アイス食っとるじゃないか!瀕死の状態の人は、アイスなんて食えんわい!
 いいか、どうしてお前は「役立たず」とののしられて、傷ついたと思う?お前が自分のことを「役立たず」と思っているからじゃ。
 他人がお前を傷つけたんじゃない、お前がお前を傷つけているんじゃ。
・・・
 例えばワシがお前に、「このナリキン野郎!」って言ったら、どう思う?

みつろう 全然、傷つきませんね。ナリキンじゃないから。

神さま そうじゃ。今、わしはお前を傷つけようと思って、お前に文句を言った。でも、お前は傷つかなかった。・・・

みつろう この教え……なんとなく、わかるかも。自分がそう思っているから、自分で傷つくのか。・・・
・・・
 あぁ、前に習いましたね。現実は100%自分が解釈で創り上げているのだから、他人を創り上げているのも、自分である。・・・

神さま ・・・観測者は、たった1人なのじゃから、当然じゃな。そんなあなたが、観測するその「現実」に登場する人物は、全て、あなたが考えている意見を語ってくれている。

みつろう 理屈はわかるんだけど、なんか、不思議な感じですね〜。

・・・

神さま 「自己弁護が起こる時はいつでも、反対側の意見も自分が支持しているからだ」と気づきなさい。
 だって、自己弁護とは、自分自身に「言い聞かせている」状態のことなんじゃから。こっちのほうが正しいと、何度も自分を説得しようとしている。どうして説得が必要なんじゃ?
 あなたが、相手の意見を「正しい」と思っているからじゃろ?だから、「自分」をこちら側に説得しようとして、自己弁護をしとるんじゃないか。
・・・こうして、「残業はするべきだ」を他人に言わせ、「17時に帰るべきだ」を自分に言わせることで、お前たち腹話術師はこの世界を楽しんでいる。

みつろう いや、ぜんっぜん楽しんでねーよ!この腹話術大会のどこが楽しいんだ!
・・・

神さま 腹話術大会を楽しめない理由は、ただ1つ。
 特定の誰かの意見を支持するから、苦しくなるんじゃよ。・・・
 どちらも自分の意見なのに、片側だけ応援するから苦しくなるんじゃよ。
・・・
 「この宇宙」というDVDを観て、本当のお前は主人公・さとうみつろうに自己同一化しておる。
 ということは、自己同一化を起こせる者は、いつだってその物語には関係ない場所にいるはずじゃ。先月、お前がドラマを見て主人公に感情移入した時、お前は、TVの外にいたじゃろ?
・・・
 TVの外にいるからこそ、お前はそのドラマの内容に影響されずに、自己同一化ができる。ということは、「この宇宙」が1つのDVDだとすると、「本当のお前」はどこにいるんじゃ?
・・・
 「本当のお前」は「この宇宙」というDVDの外にいるんじゃから、違うDVDだって選べる場所にいるはずじゃろ?
・・・
・・・起こるできごとの全てを、「本当のあなた」は愛している。ということは「絶対感謝」の視点になれる位置こそ「本当のあなた」がいる場所なんじゃ。