バリ

浄化の島、バリ 神々の島、バリでつながる

浅見帆帆子さんの「浄化の島、バリ」を読みました。
素敵な写真もいっぱいで、いい気分になれる本です。
心に響いたところを、書きとめておきたいと思います。
(それにしても私、同じようなことを、本を読むたびにちょっとずつちょっとずつ自分に染み込ませてる感じですね 笑)

P19
 なにかを実現させようとするときって、(それがもっと大きなことや、今の自分にはとても無理に感じるような新しいことでも)まずはワクワクした感覚とともにそれをイメージし、次にどんな小さなことでもいいから実際に動いてみると、必ず変化が起きてくる。
 それについて調べてみるとか、詳しい人に話を聞くとか、必要なことを書き出してみるとか、なんでもいいのだ。その人が動き出すということは、それにともなうまわりのエネルギーや状況にも動きが出るということなので、その新しい動きのエネルギーにふさわしいものが必ず集まってくる。

P48
 まだここに来てたった1日だけど、バリ人の根本的な人への優しさみたいなものを感じる。それは多分、バリの人、1人ひとりが心から幸せを感じて暮らしているからだろう。心が満たされていると、人に対する態度は自然とやわらかなものになる。

P50
・・・たとえばものすごく社会に貢献をした偉人が、人生の最後にたどり着いた「人生とは……」という思い(悟り)を、たとえば山奥で毎日農作業をして暮らしているおばあさんがとっくに気付いて実践している、ということもある。人生で気付く(悟る)内容は人によって様々だ。社会にすごいなにかを残した人は、「その人にはそういう役目があった」ということで、それがそのおばあさんよりすごいわけでもないと思う。それぞれ、興味があることを追求していった結果であり、それぞれの方向から自分の人生をまっとうした、ということ。