インタビューも載っていました。

跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

インタビューの一部です。

―東田さんは絵本の出版もたくさんされていますが、絵本を書く時はどういうことを考えて書いていましたか?

東田 主人公が親しみやすく、みんなが自分のことのように、感じられる物語を書いています。僕は、日常のひとコマの中にこそ、幸せがあると思っています。

―絵本の執筆は、これからも続けていきたいと考えていらっしゃいますか。
 
東田 できれば書いていきたいです。僕は、自分の夢を作品に込めているのです。

―東田さんの「夢」とは、何でしょうか。

東田 僕は皆さんに自分の幸せに気づいてもらいたいのです。人はつらいことや悲しいことがあると、自分の思いで心がいっぱいになり、他の考え方ができなくなってしまいます。いろんな見方をすることで、人は自分がそれほど不幸ではないと気がつくのではないでしょうか。