生まれる前の記憶が残っていない訳

純粋な無条件の愛―モンロー研究所のヘミシンク技術が可能にした死後探索〈3〉 (「死後探索」シリーズ)

つづきです。
こちらは、私たちが生まれる前のことを覚えていない理由が書かれていたところで、
F27のエントリー・ディレクター(再び生まれるプロセスに関わっている係)とのやりとりです。
カール、と呼ばれているのは魂のようなものと思ってください。

P65
「物質界での人生に再び入っていくカールがみな、意識の記憶をもっと携えて行けたらいいんじゃないですか?自分の人生の目的がなんなのかわかっていれば、それを実行する際に、もっとうまくいくんじゃないかな?そうなるように、再エントリー・ステーションの圧縮プロセスを修正することはできないんですか?」
・・・
「それは出来事の引き起こす感情的なインパクトを弱めてしまう傾向がある。感情的なインパクトは普通、カールが自分自身の内なるものを感じられるようになっていくのを、手助けしてくれるのにね。こんなふうに考えてごらん。もし、きみがドキドキするサスペンス映画を見ようとしているときに、誰かが細かいストーリーをクライマックスの部分まで全部教えてしまったら、その映画がきみに与える感情的なインパクトはどうなるかな?」
・・・
「それじゃ、私たちカールが人生の目的を憶えていないのは、自分の映画が台無しになってしまうからなんですか?」
「そんなようなことさ。・・・

どうもこちらに生まれてくるときに、わざわざいろんなことを忘れてくるようですね(^_^;)
そうは言われても、思い出したい欲求が・・・(笑)