おせいさんの言葉

たまたま手にした雑誌に田辺聖子さんのインタビューが載っていました。
田辺聖子さんのエッセイが好きです。
今、何か一冊・・・と思って浮かんだのは「残花亭日暦」。
読みながら、涙がこぼれたり、フッと笑ったり・・・こころがじんわりします。
残花亭日暦 (角川文庫)
そのおせいさんが、最近色紙に書く言葉は
「ようやったようやったと我が頭なでてやる」
「気張らんとまあぼちぼち行きまひょか」
だそうです。
年をとって、できなくなることが多い中、
「嘆いてばかりいては身が持ちません。でも、人間よくしたもので、
そのうちに『この体でよし』という気になってくるの。
『これでよし』とする気が生まれるのは、きっと神様の愛情ですね。」
と、その記事の中でおっしゃってました。
読んで、なにか気持ちがほっとしました(^^)