イリュージョニストのプリンセス天功さんとのお話は色々びっくりでした。
そもそも10歳のときに、本来なら赤ちゃんの時に閉じてなければいけない頭蓋骨が閉じてない、ということで、病気だから18歳までしか生きられないと言われたそうです。アメリカの専門病院で調べたら、普通の人に比べて成長が3倍遅いだけで大丈夫だった、というのですが…先天的に特別頭が柔らかいってことかしら?って思ってしまいました。
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齋藤 ・・・そういえば、天功さんの「TENKO人形」も全米で大変な人気だそうですね。
天功 正式には「プリンセスTENKO バービードール」。全米で放映されたアニメシリーズ「TENKO」のキャラクターグッズだったんですけど、八百万体売れたんです。
齋藤 そりゃまた凄い!・・・
天功 黒髪の黒い瞳の女性が、次々と不思議なことを繰り出す。まるで現代の魔法使い、そんなイメージで見ているようです。
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それから、仕事のスタッフは私を見る目がみんな$になってます(笑)。あちらのショービジネスは契約金だけで百億円単位という世界ですから。
齋藤 !なんだか激しく動揺してしまいますね。アメリカでは、日本とは比べものにならないくらい、非常に細かくて厳格な契約を交わされていると聞きましたが。
天功 ええ、契約が全く違うんです。先にお話したバービードールのイメージを損なわないように「プリンセス・リボン」とか「プリンセス・コート」が決まっているんですね。さらに体型、髪型、髪の色、そして顔(笑)を勝手に変えてはいけないんです。
齋藤 いつまでも変わらない容姿。まさにマジックですね。
天功 あちらの会社と結んだ契約はいくつもあるんですけど、いちばん凄いものになると宇宙規模の契約というのがありますよ。
齋藤 宇宙規模?宇宙人に向けた契約書ということですか。
天功 ええ。ペンタゴンではもう宇宙人の存在を把握している。そういうことが前提らしく、どこかのエイリアンが地球に侵略してきた場合に備えて「プリンセス天功の権利は地球のアメリカにあります」と記されているんです。笑えるような話ですけど、何人もの優秀な弁護士が大真面目で作成したものなんです。
齋藤 国際的な特許はありますけど、宇宙的な特許というのは初めて知りました。
天功 日本ではおよそ理解されないだろうということが、実は身の周りにいっぱいあるんです。だから、あまりお話ししませんけど。
齋藤 僕はもっとお聞きしたいですねー。
天功 そういえば、成層圏まで行って地球を見てきたんですよ。
齋藤 はい?
天功 ロシアのガガーリン宇宙センターからミグ戦闘機で成層圏まで。
齋藤 お仕事ですか?
天功 いえ、友人の紹介。プライベートで。
齋藤 プライベートでミグ戦闘機(笑)。
天功 トップガンと私だけだったので気楽なもの。デジカメでパチパチ写真撮ったり、いつもいっしょのテディベアを無重力空間に浮かべたり。
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天功 ・・・私は夢から生まれたアイデアを表現し続けてきたので、初めてオリジナリティを感じさせる日本人イリュージョニストとして認められたんです。
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齋藤 僕も夢から発想したことってけっこうあるんですよね。枕元にノートを置いておいて、面白いアイデア入りの夢を見たら、メモしたり。眠る前に自分の頭にお願いするんですよ。コレコレこんなことを考えたし、とね。
天功 私もそうそう。全世界を巡っていて、年中時差ボケでしょ。どこのベッドでもすぐに眠ってしまうんですけど、寝る前にちょっと考えていたことの答えが、夢の中でパッと形になるんですよね。
齋藤 普段の意識よりもちょっと下の意識と交流するというか、自分の頭の中にそういうルートを持っていると、アイデアって湧きやすくなるんですよね。・・・
ところで明日から、セミナーや色々でパソコンから離れてしまうので、10日位ブログをお休みします。
いつも見てくださってありがとうございます(*^_^*)