空について

クォンタム・エンライトメント 超人生のススメ―量子的悟りのためのガイドブック―

もう少し、空について書かれていたところを・・・

P64
・・・『ウパニシャッド』には、「深い眠りこそが唯一の完全な悟りの状態、つまり精神が完全に『空』に包まれている状態である」と書かれています。たとえ瞑想反応を起こし「空」を経験している最中であっても、目が覚めている限り、私たちの精神は同時に何か別の活動をしています。したがって、悟った状態での睡眠は意識が「空」に専念できる特別な時間であり、意識をさらに向上させ、発達させるための出発点でもあるのです。
 完全な悟りに達したとき、私たちの意識は眠っている間ずっと「空」に没頭し続けるようになります。それは、体は眠っているけれど意識が常に完全に研ぎ澄まされている状態です。そのような状態になると、最初のうち私たちは自分に何が起こっているのか理解できません。あまりに意識がはっきりしているせいで、自分の肉体が眠っているということを自覚できないのです。また、意識は極めて鋭敏であるにもかかわらず、新陳代謝は通常の眠りのときよりもはるかに低くなります。

P73
 意識の最深部には、「空」しかありません。「空」とは無限の静寂、無限の意識であり、無限に広がる鋭敏にして平和、かつコヒーレントな場です。私たちの精神が目に見える現象や客観的な認識をすべて超越しない限り、私たちは「空」を経験できません。「空」を経験すると、私たちの意識から(自分自身の精神も含めて!)あらゆるものが消え去ります。
 これはいわゆる、「無の境地」あるいは「無心」の意識状態です。そのとき意識は、精神が消えてもなお存在し続け、あらゆる方向に無限に拡大していきます。意識を拡大させるには、何ものにも意識を集中させず、リラックスして瞑想反応の状態にならなければなりません。リラックスすればするほど、意識は拡大するのです。

このあたりを読んでも、やはりヘミシンク中にたまに体験できる状態とすごく似てます。
修行を積んだお坊さんが、フォーカス15の意識状態を「空」だと言ったそうですが、やはりあれでいいのかな・・・?
まだまだ「目に見える現象や客観的な認識をすべて超越」できてませんが(苦笑)、ヘミシンクの助けを借りれば垣間見えるとしたら、やっぱりヘミシンクってすごい技術だなと思います。