創造性の生まれる場所

ぼくがジョブズに教えたこと

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その中に、創造性が生まれる場所、というお話がありました。
右脳と左脳の同調とか、リラックスと集中の加減が、こういう時にちょうどいいのだろうなと思って読みつつ、
つまりはあちらの世界につながりやすい場所、時ということ?と思ったので、以下ご紹介です(^^)

「たとえば、人間の頭の働きに関する研究によると、歩きながら話をするといいアイデアが湧くらしい。身だしなみを整えながらという手もある。アルベルト・アインシュタインは、ひげを剃っているときにいろいろと思いついたらしい。だから、すごいアイデアを思いついたとき、びっくりして手が滑らないように注意しながらカミソリをあてていたというのだ。 」

ゲシュタルト心理学のヴォルフガング・ケーラーが1969年に語った有名な言葉がある。「創造性は三つのBで生まれる」というもので、彼は「乗り物(Bus)、風呂(Bath)、寝床(Bed)」の3カ所で創造的なアイデアが得られやすいとした。
(ちなみに、ケーラーは具体的な事例を思いえがいていたらしい。風呂はギリシアの哲学者アルキメデスが浮力を発見したところ、寝床はドイツの化学者フリードリヒ・アウグスト・ケクレがベンゼン分子の電子結合について洞察を得たところ、乗り物は数学者アンリ・ポアンカレが数学的な大発見をしたところである。)」

「私も部下も、この3Bですごくいいアイデアを思いついた経験が何回もある。それどころか、ただ場所を変え、いつもと違う環境で仕事をさせただけでクリエイティブなアイデアがいくつも出てきたりする。だから私は、社員を連れてスキーに行ったり海水浴に出かけたり、あるいはまた、山歩きに行ったりする。その体験から彼らがなにかを感じてくれるはずだと思うからだ。」

今新しいコースを創作中なので、ちょうどこの記事を思い出したのでした。
創る、という感覚よりやはり、生まれる、という感覚で形になっていくといいのだな〜と改めて思いました☆