つづき2

人生生涯小僧のこころ

ここも興味深かったところです。
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 一に勤行、二に掃除、三に追従、四にあほうと申します。勤行、掃除、追従(人が喜ぶことを言う)までは誰でもできるのですが、四番目のあほう(自分を捨てる)にはなかなかなりきれません。自分の悪いところを指摘されると、どうしても感情を顔に出したり、言葉に出したりというのはあほうになりきれていない、つまり我があるということです。

これはお坊さんが目指す姿勢なので、一般庶民はそこまででなくてもいいのかな?と、すぐ自分に甘い方向へ考えたくなりますが(笑)、それはともかく‘四にあほう’というのがなんかいいなと・・・我を捨てなさいと言われると厳しいですが‘四にあほう’と覚えておくと、もうちょっと心の器が広がるかも?と思いました。