そういえば読み損ねていたこの本、最近読みました。
改めて忘れずにいたいなと思ったところを書きとめておきます。
P139
みなさんに覚えておいていただきたいのは、魂は永遠に不滅だということです。この肉体の世界はあくまでも幻想であり、一時的なものにすぎません。
魂の観点からすれば、それはまるで遊園地に行ってジェットコースターに乗るようなもので、数分乗って終わります。
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多くの人が最初は悲しむであろうということはわかります。
精神世界とつながって、相手の人はけっしていなくなったわけではない、自分がその人を失ったわけではないということに気づかないと、そのままずっと悲しみが続きます。・・・
亡くなった人のことを考えて、悲しいという気持ちが起こるのは、実際は亡くなった人のほうから一生懸命連絡をしよう、コミュニケーションをとろうとしているのを、そう感じてしまっているという場合があります。
当人はもう相手がいない、失ってしまったと思っているので、その人がコミュニケーションをとろうとしても、それを悲しみとしか感じないわけです。
じつは、悲しみというのは相手を失ったという観念があるからそう思ってしまうのであって、相手が一生懸命働きかけてきて、コミュニケーションをとろうとしていることの副作用であるわけです。
P178
・・・覚えておいていただきたいのは、自然な状態というのは魂の状態だということです。
ですから、みなさんが起きているのは夢であって、寝ているときは実際に起きている状態です。
みなさんは本来、魂の状態であって、起きているときは、魂ではないという夢を見ているのです。それはあくまで夢にすぎず、実際は魂のままです。
フィジカルリアリティという肉体や物理的な世界、現実は、じつは夢にすぎません。そのため、死は夢から目覚めるような状態でもあるわけです。
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ときどき亡くなった人がすぐに連絡をとってこないので、なぜだろうと思うことがあるかもしれませんが、それはすでにみなさんが魂の状態でそこにいるからです。
こちらでは「あの人がいなくなっちゃって寂しい」と思うかもしれませんが、向こうはこちらがいないという気はしないのです。
現実世界というのは、魂からしてみれば本当に小さな一部であって、亡くなった人はみなさんの大半である大きな魂の部分と接しているのです。
P192
みなさんに無条件の愛をお送りします。そして、すごくワクワクした探検と自己発見、また遊びの日々をお過ごしください。
物事は思っている以上に簡単だということをお忘れなく。
あまりいろいろなことに対して真剣に、真面目になりすぎないようにしてください。
そして、あまり自分に対して厳しくならないようにしてください。
みなさんにそういったことは必要ありません。
そうではなく、みなさんは自由である価値があります。
そして、愛されているということを知り、楽しむ権利をもっています。
みなさんの人生です。自分が望むとおりに生きていってください。
そうしないと自分が本来つくられた形の状態ではいないということになってしまいます。
ありがとうございました。ごきげんよう。