あちらでの過ごし方

死は終わりではない

 この辺りも、ヘミシンクで体験するフォーカス27の様子と重なって、興味深かったです。

 

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 こっちの世界のマニフェステーション(願望実現)が、どんなものかを説明するのは難しい・・・。

 しいて言えば、白昼夢のようなものだ。

 でも何が白昼夢と違うかというと、頭の中にとどまっているだけじゃなくて、それが現実に出現するということだ。何もしなくていいわけじゃない。

 ・・・何かを考えたり、夢に見たりするだけで、それが現実になる。

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 思考ってのは、すべてのものがそうであるように、じつはエネルギーなんだよ。

 スピリットは人間に比べれば簡単に、その思考エネルギーを操ることができる。

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 最近わかったのは、もしぼくが美しい公園をつくったとして、たくさんのスピリットがその公園を気に入って、さかんに利用したり、その公園のことをいろいろ考えたりすると、公園の形でエネルギーは存在しつづけるってことだ。

 多くのスピリットが何かに意識を集中させればさせるほど、その何かはこの世界により安定した形で存在するようになる。ときには、ほかのスピリットたちと協力して、みんなが望むものをつくり出すこともある。

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 それから、地球の人間にとっては重要でも、こっちには存在しないものがある。

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 病気を治療する必要はないから、ここには病院もない。

 でも、エネルギーを修復するためのヒーリングセンターはある。心に傷を残すような形でクロスオーバーした人や、移行(トランジション)のとき、ふつう以上にケアを必要とする人のための施設だ。・・・

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 スピリットは、みな仕事をもっている。まえに言ったように、ぼくはスピリットガイドで、この仕事のために、つねに新しいスキルを学んでいる。

 ・・・それから、先生をしているスピリットも、ヒーラーをしているスピリットも、いわゆるライフコーチみたいなことをやっているスピリットもいる。

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 こっちのスピリットたちは、ラッキーなことに、地上の人間とは違って生活のために働かなくてもいい。・・・まえにも言ったけど、こっちの「仕事」は魂という内なる要因に導かれて決まる。

 ぼくはスピリットとしての仕事に満足している。

 自分の仕事に満足しているって、すごく重要なことだ。

 幸福をもたらすのは、真の情熱とほんとうの自己愛であって、富でも名声でもないってことをぼくは知った。・・・