情熱のままに生きるとは?

BASHAR×Naokiman Show 望む未来へ舵を切れ!

 

 流れがすべてを理解しているので信じて身を任せる、 ということ、ようやく身についてきたような・・・

 

P269

ナオキマン ・・・欲望はあってもいいのですね?

 

バシャール もちろんです!でも、ネガティブで利己的な欲望にならないようにしてください。

 

ナオキマン 強欲になってはダメだということですね。

 

バシャール はい。でも、欲が強すぎることが問題なのではなく、バランスが大切です。自分の情熱のままに生き、結果に固執することなく、シンクロニシティと物事の流れに身を任せるのです。流れがすべてを理解しているので、それを信じて身を委ねるのです。でもそれは、あきらめることではありません。すでに自分の中にある力に身を任せるのです。それは、努力しない楽な生き方にみえますが、それが生きるということなのです。

 

 本来なら、このシンプルな法則に従えばいいのですが、あなた方は生きることはとても大変なことだと教えられています。そのために、自分以外の何かになろうともがき苦しむのです。本来の自分の姿でいれば、すべてが自然と収まるべき場所に収まるのに。だから、自分以外の何かになろうとしないでください。自分のことは、自分が一番理解しているので自分を信じるのです。あなたはパズルの1つのピースです。正しく在れば、そのピースはきれいに他のパズルと組み合わさって、美しい絵が浮かび上がります。でも、本来のあなたになれないと、そのピースは嵌まらず、絵も完成しません。

 

ナオキマン ありのままの自分を生きる、ということですね。・・・教育方法はどう思いますか?何かアドバイスはありますか?

 

バシャール はい、子どもの教育に関しては、4つのアドバイスがあります。まず1つ目は、「人生で必要なものはすでに自分の中に備わっている。だから、自分を表現するために自分を傷つけたり、他人を傷つけたりする必要がない」ということです。

 2つ目は、「現実がどのように創造されているか、その方法を学ぶ」のです。そうすれば、人生はパワフルに創造できるはずです。3つ目は、教師や両親たちは子どもが社会に出る前に、「子どもが自分で判断し、選択できることをシュミレーションしながら体験できる環境を提供する」のです。そうすると、社会に出る前に自分が望む選択や判断ができるようになるのです。

 4つ目が最も重要ですが、「大人は子どもから情熱を奪ったり、押さえつけたりせずに教育を行う」ということです。子どもたちが学ぶべきことは、彼らの情熱や楽しみを通して伝えてあげるのです。そうすれば、子どもたちにとって、学ぶことも楽しめるはずです。・・・子どもたちにとって学ぶことは、「エデュケーション(Education:教育)ではなく、「エンターテイメント(Entertainment:楽しみ)」と合体させて、「エデュテイメント(Eduteinment:楽しみながら学ぶ、の意の造語)」になるべきです。

 

 この最後の教育について、今はこんなにいい学校があるんだなと、読んでうらやましくなった本がありました。「校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール」。

 一歩一歩自由な方向へ進んでいって、子どもも先生も変わっていく様子が、とても信頼できる変化というか、こういう変わり方ならリバウンドしないだろうと思いました。

校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール: 定期テストも制服も、いじめも不登校もない!笑顔あふれる学び舎はこうしてつくられた