究極の魂の旅

究極の魂の旅 -スピリットへの目覚め-

UFOがとにかくたくさん現れるという、アダムス山の麓にあるスピリチュアルセンターを設立したジェームズ・ギリランドさんのお話。

立場はだいぶ違いますが、美輪明宏さんの本を読んだときのように、なんて大変な人生なんだろうと思いました。

こういうお役目の方には必要なステップなのでしょうか。。。

 

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 人生において、私が大きく裏切られたのは、これが2回目のことでした。・・・私は感情的にも経済的にも完全に支えを失い、その直後、背中に大きな怪我をして、1カ月半の間、床に仰向けで寝るはめになりました。・・・

 私は断固として、被害者になることを拒否していました。カルマについても、意識が現実を作ることも知っていました。再び、自分から経済的、感情的な支えを奪われたことが、私の背中に現れたのです。

 椎間板のひどい損傷に苦しんでいた私は、普段は手術に反対するカイロプラクターから、あなたの唯一の選択肢は手術をするか、車椅子を使うかのどちらかだといわれました。

 私は怪我が治ることを祈り、懇願し、願いながら、ベッドに一カ月半横たわっていました。私は、あらゆることを試しました。たとえ何年かかろうとも、手術を受けずに自分で怪我を治すのだと決意していたからです。

 ・・・

 ・・・私は横たわり、自分が作り上げたものについて考えて、犠牲者のような振る舞いをするパターン、そして自尊心の問題などがあると感じました。

 兄から、これは私のカルマだといわれたのですが、それ以上のものがあると私は感じていました。・・・

 ・・・

 病室を出て出掛けるところもなかったので、私には、じっくり考える時間がたっぷりありました。深い瞑想状態の中で、ついに〝ゆるし〟という言葉が降りてきました。その時、私は、他の人の裏切り行為を完全にはゆるしておらず、責める気持ちを持ち続けていました。それが、裏切り行為を再現させていたのです。過去、私が他人を裏切ったり騙したから、私がそういう状況になるのではなく、私がゆるしていなかったから起こっていたのです。