自分が快適なことが大切

ダメをみがく―“女子”の呪いを解く方法

人からステキと思われなくても自分が快適ならそれでよい、という話。
無理しないことは、健康でいるために大事ですよね。

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深澤 ・・・おすすめなのは、「あの人ちょっと変わってるよね」「ひとりが好きだよね」くらいに思われること。あえて、みそっかすになって、仲間に入れてもらおうとしない。

津村 仕事がちゃんとしてたら別になんも言われる筋合いはないし。

深澤 仕事はちゃんとしてるけど、ランチに一緒に行っても面白くないと思われるくらいがいいんですよね。・・・
 「仕事も休まない、身ぎれいにしてる、どんな話題にもついてくる」みたいな完璧を目指しても意味がない。

津村 大変ですよ。・・・
 一番いいのは、自分が快適なことだと思います。けれども、その快適さの中に、人から羨望されたいみたいなポイントがある人は苦しいと思う。快適の根拠の焦点が他人に合ったとたん、物事がままならなくなってしまうんで。でも苦しいからといって、個人の快適さが大事な人が、羨望されることが大事な人の感情的な食物になる義務はないから、それだけは理解してな、って思います。私もそういうのやらへんし、ていうかでけへんし。

深澤 「自分の快適」がうまく得られてない人は、私や津村さんみたいな人間に冷たい。私も「もっと大人になりなよ」とか45歳なのに相変わらず言われます。・・・
 ・・・
 今でもテレビに出ると、ほめられたりけなされたりするのは、発言じゃなくて衣装とかヘアメイクだけですよ(苦笑)。私、アレルギー体質なんですけど、それが悪化して脱毛症になったので、ウィッグにしたら「髪型おしゃれになったわね!」ってほめられたりね。ギャルショップの安いウィッグやっちゅーねん(笑)。
「脱毛しました」って言うと、「髪は女の命なのにね」って同情されるんだけど、まあ、私本人は「べつに髪は私の命じゃないしな」とか「頭洗うのラクだな」とか「かつらはスタイリングしなくていいからラクだな」ってのんきなんですけどね(笑)。
 それと、30代の頃に子宮筋腫の治療でホルモン治療やって、その副作用もあって80キロくらいあったこともあるんですけど、80キロの頃はそりゃもう「女捨ててる」みたいにずいぶん言われたんです。これだって病気だから仕方ないのにね(笑)。
 そうやって「女はこうあるべき」って圧力かけてくる人は多いけど、私がどーでもいいと思ってることを矯正しようとする人の話を聞いてもしょうがないし、「私はそういうことに興味がない」こともわかってもらわなくていいです。

津村 ダメを許してもらったり、認めてもらう必要もないですし、徒党を組んでダメじゃないってことにしてもらおうとする必要もない。自分の中だけで「ダメやなー。でもおもろいからええか」って保存して、たまに蓋を開けてひとりで発散するぐらいでいいと思います。


 ところでスターラインズ・リユニオンに参加するので、一週間ブログお休みします。
 宇宙探索楽しんできます♪
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