おもしろかったです

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

職場の方が面白かったと貸してくれたこの本、笑えました〜(^^)
カップ焼きそばの作り方を、この人が説明したらどうなるか、というのが100通りくらいそろってます。
モノマネ選手権の文章バージョンという感じでしょうか。
もとの文体を知らないと面白さがわからないかもなので、本好きな人にオススメです。
でもこの池上彰さんのは、テレビで見てる人みんなにわかるかと。他のメンバーのセリフも絶妙(笑)

P34 池上彰のそうだったのか!学べるカップ焼きそば
池上:カップ焼きそばとは、即席で焼きそばが作れるインスタント食品です。1970年代に初めて発売され、その後一般化していきました。みなさんも一度は食べたことありますよね。
 今回はなかなかニュースで取り上げられることのない「カップ焼きそばの作り方」について、解説したいと思います。
 みなさん、カップ焼きそばと聞いて、まず何を思い浮かべますか?そう、「カップ焼きそば」と書かれた商品のパッケージですよね。実はこのパッケージ、眺めているだけじゃ意味ないんですね。劇団ひとりさん、わかりますか?
劇団ひとり:……剥がさなきゃ、いけない?
池上:そうなんですね!このパッケージ、剥がさなきゃいけないんです。剥がして、フタを開けて、中に入っているかやくソースの小袋を取り出します。そして、かやくを麺にかける。ここまできたら、次は、お湯を入れましょう。お湯を入れたら……どうするんですかね?
劇団ひとり:飲み干す?
東ちづる:かき混ぜちゃうとか。
土田晃之:しばらく待つんじゃない?
池上:土田さん、さすがです。そうです、5分待つんですね。
劇団ひとり:はい!(挙手)
池上:劇団ひとりさん、どうしました?
劇団ひとり:さっき取り出した、ソースの小袋はどうするんですか?
池上:良い質問ですね!こちらのソースの小袋、実はあとで使うんですね。捨てちゃいけないんです。こちらのソース、5分たって湯切りをしたあとに、かけるんですね!
劇団ひとり:へぇ〜。
土田晃之:かけるのか……。
池上:みなさん、カップ焼きそばの作り方、わかりましたか?こちらをしっかりと学習したあとで、カップ焼きそばを作ってみてくださいね。