濃い対談

女子の魂! ジョシタマ

蝶々さんとよしもとばななさんの対談「女子の魂!」を読みました。
濃いやりとりで、ふむふむ、というところと、ふ〜む?というところと色々でしたが(笑)また印象に残ったところをメモしたいと思います。

まずはよしもとばななさんの発言から…

P140
 ・・・私のいちばんの喜びは、白々しく思う人もいるかもしれないけれど、心の自由、そして真実の探求、日常では愛する人たちに愛を注ぐことです。
 なによりも大切なのは、愛する家族や友人たちにいつもほんとうに思うことを言える自分でいることです。
 愛する人たちが笑顔でいれば、どこにいても幸せだし、自由がないとなにをしていても息ができなくなるし、これはこれで厄介なのよ(笑)。
 子供がいてもいなくても、年齢がいくつであろうと、自由はいつもそこにある。そして死もいつもそこにある。
 だからこそ、いつも自分の前の小さいハードルを超えていくことが、きっと大切なんだと思う。

P204
 ・・・とにかく私は小説を書くために産まれてきたのは確かですね。そういう仕様になっている。変えられない。それは不幸だと思ったら不幸だけど、幸せだと思ったらそうだし、じつはどちらでもないんだと思う。ただ自分を生きていくだけ。