好きでよく観ている「プロフェッショナル仕事の流儀」の本を読みました。
また印象に残ったところを書きとめておきます。
ヴァイオリニストの五嶋みどりさん
P136
「音というのは、とても素直に弾いている人の心境や経験などが反映されていると思うんですけれども、音そのものがなにか自分自身だと私は感じます。だからこそ、私はやはり素直に演奏をしていきたい。素直であり続ける努力を続けていきたいと思います。人間っていうのはね、欲が多いと思うので、その欲というものをなるべく自分で見つめ直し、できるだけ自分から離していく努力をしたいんです」
水泳の北島康介さん
P171
「これが完璧な泳ぎだというのは決めつけていないというか、そのときの状態、自分の体型、モチベーションに合った泳ぎってきっとあるはずだと思う。それを探していくうちに、ほんとうに毎日変化があるし、だからこそ、どんどん進化していっているし、記録も伸びていっているし。常に自分に新しい進化みたいなのを求めてやっている」