このインタビュー面白いです

投資バカの思考法

この本はまだ読んでないのですが、ほぼ日のインタビューが面白いので、読んでみたいなと思いました。
ほぼ日の記事はこちらです→http://www.1101.com/fujino2/index.html
「興味を持つ、関心を持つということが、 実は多くの人を救うんですよね」
という言葉が印象的でした。

あとこちら↓は、お話に出てきた、とてもいいなと思ったエピソードです。

「私の友人でちょっと年長の人なんですけども、
 すばらしいコンサルタントがいます。
 大手自動車メーカー3社に対して
 商品プロダクトのコンサルをしている人なんです。」

「エーッ。
 そんな人がいるんですか。
 3社に?」

「そんなことって、あり得ないでしょう?
 でも、いるんですよ、そんな人がね。
 でも、彼は「いる」だけなんです。
 彼の仕事って、そこに行くだけ。
 彼は触媒なんです。
 彼がそこに行くとそのメーカーらしくなる、
 そういう人なんです。」

「へぇ‥‥!」

「つまり、チームの心を接着するプロなんですね。
 こういうことがありました。
 車の色について、
 開発と営業がけんかをしていたんです。
 オレンジがいい、ライトグリーンがいいって。
 よくある話です。
 そのときに彼がやった解決方法というのは、
 両方の人たちをたくさん連れて、
 みんなでイタリアンレストランに行くことでした。
 何をしたかっていうと、いきなりサプライズで、
『じゃあ、今からパスタを食べましょう』。
 彼らが議論していた色で
 シェフの人にソースをつくってもらい、
 パスタを出したんですよ。
『さあ、どれが食べたい色ですか』。」

「へえ!!」

「ホカホカのパスタから湯気が出て、
 そんなパスタを取り分けながらしゃべると、
 けんかなんてしないわけですよね。
 で、どれがおいしいか、どの色がいいのか、
 そんな議論をしたので、
 もうディメンションが変わっちゃった。
 開発対営業の垣根も取れて、
 最後には『おいしい色が、欲しい色なんだ』と、
 それで一気に仕事が進んだんです。
 そういう触媒の仕方ってすごく大事です。」