ポジティブとネガティブ

ダークサイドとの遭遇―坂本政道 はるかなる意識の旅 (覚醒への旅路シリーズ)

ここも、なるほど〜と納得しました。

P87
「2012年からポジティブな地球とネガティブな地球に分かれる中で、ポジティブな地球へ行こうと我々はしているんじゃなかったんですか?」
「ポジティブな地球に行くことに変わりはないが、ポジティブとネガティブの両方を体験し、知り、その中からポジティブを選択することに意義がある。
 ポジティブしか知らないでポジティブ側に行くのとは違う。地球という厳しい環境の中、両方を体験し、ネガティブを十分知った上で、ポジティブ側へ行く。
 というより、正確な言い方をすれば、自分にはネガティブな要素もポジティブな要素も共にある。怒りや恨み、憎しみ、愚痴という部分もあると同時に、愛や思いやりにあふれる部分もある。自分とはその両方を持ち合わせた存在である。この真実に気づくことが大切だ。気づくことが統合である。
 その上でポジティブな行動を選択する。日々の行動の中でどちらを選ぶかは、実は毎瞬、選択している。ポジティブな選択をすることでポジティブな世界へ行く。それに意義があるのだ」
「なるほど。でもそう聞くと、ポジティブとネガティブで比較すると、ポジティブのほうがいいということになりますね。上のほうの観点からは善も悪もないという言い方と矛盾するんじゃないですか?」
「ポジティブもネガティブも『創造的エネルギー』が異なる形で表れたものという意味では良し悪しはない。ただ。ポジティブは物事が簡単に行えるのに対してネガティブは困難を伴う。ポジティブは喜びを伴い、ネガティブは苦しみを伴う」