なんとまっとうな・・・

壁を打ち破る100%思考法 (PHP文庫)

なんてまっとうな姿勢・・・と尊敬したところです。
P159
 僕はいつも神様、「My God」には感謝しています。特別なことをお願いするのではなく、「ケガのないように守っていて下さい」というようなお祈りを捧げます。人間は一人では生きられないし、常に誰かに支えられています。そう考えていますから、昔から家族や神様に感謝の言葉を忘れたことはありません。
 野球の神様がいるかどうかは分かりませんが、神様はちゃんといると思います。神様の存在は感じるし、いると信じています。
 ・・・
 野球をしているときも、日常生活でも、神様の存在を感じることがたくさんあります。それは、いいときも、悪いときも感じます。特別な瞬間ということではなく、日常のふとした瞬間です。いいことがあれば、神様がこうして下さったと思うし、何か悪いことがあれば、これは神様の戒めだと考えています。だから、日常生活も、野球も含めて、神様が自分を見ていると思って行動しています。
 自分がやるべきことを怠れば、そのツケは絶対に後からくる。常に自分自身を甘やかさず、自分を厳しく律しようと考えています。
 僕は野球のためだけに生きているわけではありませんから、引退したら違う目標ができるかもしれません。それが野球に関することか、そうでないかは分かりませんが、人生の目標に向かって100%の力を出し切って生きてゆこうと思っています。
 もしあらゆる選択肢があるならば、あえて厳しいところに進んでいきたいと考えています。楽をしても面白くありません。厳しいところに突っ込んでいくからこそ、人生は面白いと思っています。