ミチオ・カクさんの本

今「心の未来を科学する」という本を読んでいます。
フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する
ミチオ・カクさんのことは、スターラインズ2を受講した時に知りました。
有名な理論物理学者です。
その方が、心や脳や意識について、どんなことを書いてくれているのか、興味津々で買いました。
辞書のように分厚いので(^_^;)読むのに結構時間がかかりますが、文章は読みやすいです。
とはいえ理解できて、「へぇ〜!」と思いつつ読むところと、全然知識不足で「へぇ〜・・・」で終わるところと、半々くらいでしょうか(苦笑)
それにしても、科学や研究、技術開発はそこまで進んでるんだ、と知らないことがいっぱい載っていて楽しいです。
たとえばこんなことが書いてありました。

P21
・・・私はよく、今の携帯電話には、一九六九年にふたりの人間を月面に到達させたときのNASAの全部を合わせたよりも高い処理能力があると言って、人々を驚かす。コンピュータはいまや、脳から出る電気シグナルを記録して、おなじみのデジタル形式の言語へ部分的に翻訳できるほど、性能が高まっている。そのおかげで、脳をコンピュータに直接つなげて周囲のものをコントロールすることもできる。現在急成長を遂げている分野はBMIブレイン・マシン・インターフェース)というもので、その鍵を握るテクノロジーはコンピュータだ。第2部では、記憶を記録し、心を読み、夢を録画し、念力を実現することを可能にした、この新しいテクノロジーを探っていこう。