エネルギーの振動、量子場について

ある瞑想家の冒険―悟りに至るまでの半生、そしてその後

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 わたしはこのとき思いがけず、マントラについてマハリシが幾度となく言っていたことを、ようやくちゃんと理解した。マントラというのは、言葉ではない。マントラはエネルギーの核振動だ。別の言いかたをすると、各マントラはそれぞれ独自の量子波振動であり、量子場での振動の仕方が違うのだ。この波動は言葉を繰り返すことで生じるのではない。・・・本当のマントラは、発音可能な言葉ではない。発音できないのだ。本当のマントラは、感じることしかできない。ヨーガの文献では、マントラとは“ぶつからない音”である、と説明されている。・・・本当のマントラは波動であり、すなわち瞑想中に意識を流れ渡るエネルギーの鼓動である。至福の波のように感じられるものなのだ。

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・・・人生は、どんな状態でも変えることができる。それが身体的であれ、霊的であれ、ひとたび正しい認識をもてば変えられるのだ。それに、アセンデッド・マスターのチャネリングを通して、わたしは宇宙にあるどんな細かいことも知りうることを学んだ。わたしたちはただ、そこにいかに波長を合わせればいいかを知って、後はそれがおのずと浮かび上がるにまかせればいいのだ。偉大なマスターらの教えに助けられ、わたしは人間の思い込みという海を渡りきり、量子場でしか説明のつかない現実に入ることができた。・・・霊的領域の研究は、量子場を見抜くこと以外の何ものでもない。宇宙は動く意識である。

ちょっと難しく聞こえる部分ですが、一番大事なことかと思って書きとめておきます。これ、すごーく深く入れた時は疑いもなくそう感じられるのですけども、今ここに持ってくる途中で半分くらいこぼれちゃうような、まだそんな感覚があります(^_^;)