自分が輝ける道を見つける

CD付 すべての「思い込み」から自由になる生き方

著者が自分に合った道を見つけた時に気づいた大事なこと。

P214
・・・何ひとつ大成しなかった(笑)芸能界での10年は、目覚めの経験をした後は、どこかずっと封印したい過去でした。
「ま、過去のことだからね。過去は関係ないよ」みたいに、自分に言い聞かせたりして(笑)。
 それがあるとき、妻のひと言でふっと救われて手放せたんです。
「ぼくは結局、何もできなかった。敗北感があると言えば、あるんだよね」と言ったら、「たまたま役者と歌手の仕事があなたに合っていなかっただけじゃない」って。
 あ!そうだ、ぼくには合っていなかったんだ、あの世界とは、って。「なーんだ、たまたまか」ってすごく腑に落ちて、スッキリしました。
 みんな、そうなんです。たまたま学校の勉強は合っていないんだな、とか、そういうこと。この世に学ぶ対象が10万くらいあるうち、国語とか英語とかいくつかを選んで、それが合ってないだけだから。
 あの長嶋茂雄さんだって、この世に野球というものがなかったら大変だったかもしれないですよ(笑)。大学時代に英語の「the」を「テヘッ」て読んだという伝説があるそうですが、もしここが英語がすべてみたいな世界だったとしたら、ねぇ―(笑)。
 世の中が熱狂する分野で天才だったから、あそこまで大成したわけです。
 ぼくらも、何かの天才かもしれない。まだ自分で気づいていなかったり、世の中であまり必要とされていない分野なだけで。
 世の中、選択肢は無限にあるんです。
 何かやって、うまくいかなかったら、興味の向くままに他の道に移ればいいだけ。自分に合った道を選べばいいだけ。敗北感を持つことなんてないんです。

その通りだな〜と思います。
私自身、自分に合った道が少なくて、困ることが多かったので。
学生時代、いろんなバイトを試してみましたが、手早くテキパキが苦手なので、いっしょに働いているスタッフの中でかなりイマイチな位置づけだったり(-_-;)
なのでスーパーのレジをすごい速さでさばいている人を見ると、拍手したくなります。
みんなが「自分に合った道を選べばいいだけ。敗北感を持つことなんてない」
ほんとにそうですね(*^_^*)