自分の好きなように生きる、という話に関連して・・・
ずいぶん前に読んだエリザベス・キューブラー・ロスさんの「人生は廻る輪のように」の一節に改めて感動したのでご紹介です。
P11
わたしの考え方は、いくらか型破りなものかもしれない。たとえばわたしは、ここ数年のあいだで脳卒中の発作に六回見舞われた。そのうちの一回は去年、一九九六年のクリスマスの直後だった。主治医からは煙草とコーヒーとチョコレートをやめろと警告され、ついには懇願された。でも、わたしはまだそのささやかな快楽を享受している。なにが悪い?これはわたしの人生なのだ。
わたしはいつもそのようにして生きてきた。頑固に自説を曲げず、独立心が旺盛で、つまづきやすく、多少常軌を逸しているとしても、それがどうしたというのか?それがわたしなのだ。
人生の個々のできごとは、たがいに噛みあわないようにみえるかもしれない。
だが、わたしは経験をつうじて、人生に偶然などはないということを学んできた。
起こったことは、起こるべくして起こったのだ。