日本もいいです♪

きのうは世界で活躍する方のご紹介でしたが、日本はいいな、という気持ちになる本も読みました。

いちばん大事な日本の話

P85
 ・・・なんのために神社に鏡があるのかというと、自分を見るためなんですね。自分を見るということは、自分の中の神性に気づくこと。
 日本人は自分の中に神がいることがわかっていて、磨き終わった自分は神なんだということを確認するための仕組みのひとつなんですね、神社は。だから神社には必ず鏡が置いてある。
 鏡に向かって、ありがとうと言うことは、自分の中の神様に向かっての感謝であり、自分自身に向かって感謝を伝えることなんです。そしてまた参道を通って新しく生まれ変わっていく、そういう仕組みですね。

P165
 日本語の中には、「間」がつく言葉がものすごく多いんですね。
・・・
 「間」というのは日本の場合、時間と空間の両方をあらわす言葉なんですね。「間に合う」というのはタイミングが合うということで、「間違う」というのは「間が違う」からタイミングが違うということですよね。
・・・
 日本人は、その「間」を無意識だけれど常に意識しているし、すごく大事にする。
 日本は「間」で成り立っているような感じですよね。それは、目に見えないものがエネルギーとして感覚的にわかるということだと思います。
 そういった「間」に対する感覚がにぶってくると、間違いが起きるんじゃないかなという気がするんですね。
・・・
・・・うまくいく人というのは、何かとタイミングがいいわけですよ。
 タイミングを見るというか、感じるというか、読めるというか。