こんな生活も・・・

新白河原人 遊んで暮らす究極DIY生活 新白河原人 半分ちょいの電気で贅沢DIY生活

モーニングの連載を時々読んだことがありましたが、最近1冊通して読みました。
おもしろいというか、興味深いというか・・・

自分で丸太で家を建て、にわとりを飼い、炭焼き小屋も作っちゃったりして、

「自給自足と嘯き、仕事と趣味・遊びの境界が朦朧とした、しまりのない暮らしに浸りきり、マズイことに、この暮らしが身に馴染み、シアワセだなオレと呆け、あわただしい世間に申し訳ない程に満たされてしまっている。」

そして新白河といえば福島県な訳で、原発事故についてはこんな風に書かれていました。

「私も電動工具を愛用し、電気の利便をありがたく享受しているが、この忌々しい現状を見ると、電気に頼るのもほどほどにしなきゃいけないんじゃないかと考える。
ささやかな反抗と自戒をこめて無電化生活を面白半分で実践してみた。これがかなり楽しく、とても不便だった。まさに面白半分。
今夏は、さらに増力した絶電生活を企てている。
原発いらぬ、電気もほどほどでいいじゃん、経済抜きで幸福になれないか、欲も半分ちょいでいこうよ。
そんな世迷い言がこみ上げる。
やる気半分ちょい、本気半分ちょいの私の山暮らしを、面白半分ちょいで読んでいただければシアワセ一杯です。」

ということで、ずっと自分らしい庵号良寛さんの五合庵のような)を考えていたそうですが、この半分ちょいの精神で、56%「五六庵ごろあん」と名づけたそうです。