口にする言葉が、感情や思考に影響を与える。
このことも知ってはいましたが、さらに自覚できました。
「すみません」と口にした時、自分がどう感じているか、観察します。
「ありがとう」と口にした時、自分がどう感じているか、観察します。
こんなに違うのね〜と改めて実感。
もうだいぶん前ですが、「すみません」と言いたくなるところを「ありがとう」に変えるだけで人生変わる、というようなことを読んで、しばらく実行していたら「ありがとう」が口癖になり、気づいたらいろんなことが上手くいっていた、ということがありました。
そのときは「ありがとう」って言葉、すごいな〜で理解が止まってましたが、こんな風に言葉が与える影響は大きいです。
たとえば自分にとって都合の悪い出来事が起きた時も「うわー最悪」と言ってしまったらほんとに最悪な感じがしてきますが、
「え〜らいこっちゃ、え〜らいこっちゃ」とつぶやいてみると、ちょっと笑う余裕ができて、さてどうしたらいいかな?と体勢を整えられます。
この本にはこんな風に書かれていました。
P162
言葉は導火線である。それは君の心と身体に火をつけて、驚くほどの影響力を発揮する。
・・・
君の考え、感覚、そして人生をすぐに変えるには、ふだん何気なく使っている言葉、自分の感情や感覚を表すときにいつも使っている言葉を、ただ調整し、置き換えるだけでいい。
言葉は、誰の人生をも劇的に変えることができる、最も簡単でパワフルなツールのひとつなのである。
感情がどれだけ私たちの行動やその結果に影響を与えているかを思うと、言葉を変えるなどちょっと意識してできることはどんどん実践したいです(^^)
ところで今まで経済とか経営関係の本はほとんど読んだことがなかったので、新鮮で面白く、こんなマンガも読んでみました。
「まんがでわかる ドラッカーのリーダーシップ論」
こういう方面から心理学を学ぶこと、もっと早くやっとけばよかったな〜と思うくらい、色々と役立ちそうな内容でした。