小さな自分の声を聞く

ACミランへの移籍が決まった本田圭佑選手。
インタビューで
「心の中の‘リトル・ホンダ’に聞いたら、ACミランでプレーしたいと言ったから」
と答えていました。
そうそう、それなんです、インナーチャイルド・コースでやりたいことは!と思って、思わず新聞を写メしてしまいました。

引退した松井秀喜さんも「不動心」の中で、ジャイアンツからヤンキースへの移籍を決める時に、心の中の自分に聞いた、ということを書いています。

不動心 (新潮新書)

P83
・・・一度白紙になって、自分に向かい「おい、松井秀喜、お前の本心はどうなんだ。どうしたいんだ」と問いかけました。僕の心は、即答しました。
「大リーグでプレーしたい」
 この正直な気持ちを大事にしようと決めました。色々な人に迷惑をかけ、がっかりするファンがいるかもしれません。しかし、正直な気持ちを大切にする以外に、後悔しない道はないと考えました。
・・・
・・・どんな場合でも自分の気持ちに正直であるのがいい、とも思いません。しかし自分の素直な気持ちを確認する作業は必要であると思います。自分がどうしたいのか、それを貫けるかどうかは別として、自分の気持ちは大切にしてほしいと思います。

特にこの最後の「貫けるかどうかは別として、自分の気持ちは大切にしてほしい」この部分に共感しました。
私たちはつい、現実の音の大きさに気をとられて、自分の内から湧いてくる声を聞き逃しがちです。
心の中の‘リトル自分’としっかりつながっていたいです(^^)