つづき2

ラスベガスとヘミシンクに学んだ 富と成功の秘訣

こんどは念力や願望実現を妨げる要因について・・・

P107
 他者に過剰な責任を感じることが、念力やマニフェステーションをダメにする。その理由は、喜びが消えて、義務感やプレッシャーでいっぱいになるからだ。・・・状況の流れやエネルギーを子どものように信頼すれば、念力やマニフェステーションは働きやすい。・・・これは私にとって、かなり難しいレッスンだった。家庭でも職場でも、私はいつだって、「責任を感じなさい」、「責任を果たしなさい」と訓練されてきたからだ。・・・責任を負っているときは自分に自信が持てるが、そうでないときは自分勝手な人間になった気がした。責任は当時の私にとって、念力をダメにしてしまう、なかなか退治できない魔物のひとつだった。
 思うに、誰もがそれぞれの魔物を抱えている。

まさに、私も・・・根がまじめで責任感が強いので(と自分で言うのもなんですが 笑)、子どもの頃から何も考えずにはしゃぐということはあまりなく(^_^;)
3歳くらいの自分を思い出せばなんとかいけそうですが(苦笑)

この後には、いかにこの魔物と戦ったかというラスベガスでの実体験が載っています。
そして・・・

P109
 私はこの旅で、多くのことを身をもって学んだ。日誌には、「自分や他人を裁かない、人の意見を気にしないことが何より重要だ」と書かれている。また、「エネルギーを高めようと焦らない、無理をしない」というアドバイスにも出合える。・・・
・・・獲得したものを通して、他人に優越感を覚え始めること。こうして自我(エゴ)のかたまりになると、「ぼくらはみなひとつ」という感覚からすっぽり切り離されてしまう。この感覚こそが、念力や人生の見事な流れを支えているのに。

そしてまた何度かのラスベガスでの実地訓練?を経て、著者が学んだことは・・・

P115
この旅で得た一番の教訓を紹介しよう。まずはハートを開き、「私はパワフルで護られていて、愛されている」と感じ、それから望みを具現化しようとすること。これは人生のすべてに活かせる素晴らしい教訓だと思う!
 もうひとつ学んだことがある。それは、ラスベガスは鏡の迷宮(ミラーハウス)だということ。つまり、カジノはあなたの思考や考え方、感情を取り込み、瞬時にそれを強化し、経験という形で見事に映し返してくるのだ。

日常生活でも、私たちの思考や考え方、感情が、目の前の現実となって常に現れています・・・が、カジノでの体験はさらに強烈でわかりやすい、そして瞬時である、ということです。
読めば読むほど、自分改革のために著者の主催する「インナー・ベガス・アドベンチャー」に参加したくなります。
しかしうーん、英語がもうちょっとなんとかならないかしら・・・(^^;)
せめてシンククリエーションを、自分が担当する前にもう一度受けようかな・・・?