ハンドルを手放せ

ハンドルを手放せ (講談社+α文庫)

久しぶりに、森田健さんの「ハンドルを手放せ」を読み返しました。
この本には、森田健さんのモンロー研での体験や、仙人修行体験など、肉体を越えた世界の体験が豊富に載っています。
体験の仕方は人それぞれなので、そうそうと思う所、そうかなぁ?と思う所、色々ですが、とても興味深いです。

たとえばこの世は三次元ですが、六次元で何かの存在に会いましたか?メッセージをもらいましたか?と聞かれて、こんな風に答えていました。
P94
「そういう存在に会うのは五次元までです。六次元で遭遇するのは『全体』です。つまり拡大された自分自身です。分離した何かに会うということは、まだ次元が低いのです」

私にはまだここが何次元、とか自信を持って言えるほど確信がありませんが、たしかに意識をどんどん拡大していくと、何もないけど全てがあるというような感覚や、エネルギーの循環のような、ただただ流れ、渦があるというような感覚を知覚したので、あれはここに書かれている「全体」ともしかして同じような体験だったのかな?と思いました。
渦に関して、こんな体験も書いてありました。

P170
私はもっと上の世界を見たくなりました。
すると蝶のような天使が現れて私を先導し始めました。
ピンクとオレンジの時間の空間を上に上がっていきます。
そして私という存在は点から流れに変わりました。
まるで渦のような流れそのものです。天使も見えません。天使も流れそのものになったようです。
とてもゆっくりとした流れです。
私の感覚も、とてもゆっくりです。
「ここはどこですか」
私は誰ともなく問いかけました。
「ここは、世界そのものであり、そしてあなた自身です」
融けてしまいそうな、温かい声が聞こえました。
「ここは私の内側ですか、外側ですか」
「内側でもあり、外側でもあります」
「私はモンロー研究所の体外離脱でここに来たのです。だとすると外側なのではないでしょうか?」
「そうです。本当の内側は本当の外側に行かないと行くことができません。しかしあなたはいま、時間の空間にいます。空間的に考えられる外側ではありません。流れそのものに乗ったとき、あなたはいつでもここにいます」

以前私も似た体験をしたので、とても興味深く読みました。
しかし頭で理解しようとすると、???という状態なのですが・・・(^_^;)
またスターラインズ2を受けて、もっと探索したい気持ちです。