桐島洋子さん

実家に帰ったとき、桐島洋子さんの「50歳からのこだわらない生き方」が置いてあったので、パラパラ読んでみました。
その中に、こんな文章が・・・
50歳からのこだわらない生き方 (だいわ文庫)

P198
私の頭は幸い柔構造だから、どんなことが起こってもあまり驚かない。サイババを訪ねて彼の掌にダイヤの指輪がヌッと生え出るのを至近距離で目撃したり、フィリピンの心霊治療師の手を腹に突っ込まれたり、何気なく撮った写真に幽霊が写っていたり、インディアンのヒーラーに地震を予言されたり、触れるはしからスプーンが曲がってしまったり、プールの中で身体がスクリューのように回転したり、これでもかこれでもかと不思議なことがあったが、「へえ、こういうこともあるのか、世の中何でもありなんだなあ、でもどうでもいいことばかりだし」と思うだけである。
不思議というなら、私たちの存在そのものが不思議ではないか。ビッグバンに始まる宇宙の生成、地球における生命の誕生と進化、遺伝子の働きなどが、科学によって次々と明らかにされていけばいくほど、そのあまりに壮大で緻密で精妙な秩序への畏敬の念が強まり、それを司るサムシング・グレートというか、超越的な意思と力を感じないではいられない。

頭が柔軟すぎというか・・・こんな風に思う方もいるんだ〜・・・と、共感しつつ、びっくりしました(^^;