きのうご紹介した「幸福論」おもしろかったです。
まじめな内容なのに、言い回しや例えが絶妙におかしくて吹き出しそうになったり、
そのバランス感覚が素敵な本でした(^^)
印象に残ったところを書きとめておきたいと思います。
P74
周囲の雑音が消えた時、そこに聞こえてくるのは小さなささやき声ではないか。・・・それは自分自身の直感の声。アインシュタインの言葉に「知性ではなく、直感が人生の扉を開く」というものがある。
P123
物でもお金でも、あるいはチャンスでも、もし自分に何かほしいものがあったら、まずはそれを人に与えることから始めたらいいのだろう。人に与えることを惜しまない。それは結局自分に施すことにもつながる。なぜならすべてはひとつだから。
P143
結局、大事なときほど自分が楽しむことを意識すればうまくいくのである。
P166
僕は最近、頭は「秘書」のようなもので、自分の直感こそが、「社長」であり、すべての決定機関だということに気づいた。
P170
複雑になりすぎることによって、どんどん本質から離れてしまっているような気がする。よりシンプルであることこそ、より人間らしく生きるコツなのではないだろうか。